2018.12.22制作発表【清水陽平】

Python Aコースの清水です。今回の作品は、最近の自動車で採用されている「自動ブレーキシステム」を実装したものです。

作品製作の背景

前回私は、大人気ゲーム「スプラトゥーン2」のシミュレーションアプリを作製しました。純粋に一プレイヤーとしてこのゲームを楽しんでおり、そんな好きなゲームと自分が学んでいるプログラミングスキルを結びつけたものを作りたいと思い、このアプリを作りました。アプローチとしては、どんなアプリを作りたいのかを決定し、そこから逆算して必要なスキルをキャッチしていくという手法を取りました。

一方で、今回の作品製作のアプローチは、前回作品の逆、つまり「今持っているスキルを組み合わせたらどんなものができるのか?」から考え、そこから製作する作品を決定しました。

IT以外での専門分野

私は元々IT畑ではなく、電子工学畑の人間です。大学時代は電子工学分野の勉強・研究、大学院時代は医療と電子工学を掛け合わせた「医用工学」の分野の勉強・研究に取り組んでいました。そして、前職はメカトロニクスエンジニアとして製造メーカーでロボット、センサー、画像検査装置などに関わる業務に取り組んできました。学生時代の知識と業務での経験でハードウェア部分に関するスキルを習得することができました。

作品の決定

.Proで習得した「Python・機械学習スキル」、そして上述の「メカトロニクス分野のスキル」を組み合わて考えたところ、「Pythonプログラムでの演算結果を電気信号として出力したもの」を作ってみようと思い、「自動ブレーキシステム」を作ることが決定しました。

作品の概要

主な使用パーツは以下3つです。

①Raspberry Pi

②車体キット

③モバイルバッテリー

組み立てた車体キットの上にRaspberry Pi、モバイルバッテリーを載せ、その他電子部品を組み込みました。

自動ブレーキの仕組みは以下の流れで動作します。

①カメラで車体前方の画像を撮影し、Raspberry Piに取り込む。

②画像の差からあとどれくらいの時間で障害物に衝突するのか算出する。

③算出した時間が予め設定していた閾値を超えた際、ブレーキをかける。(モーターへの電力を切る)

今後の見通し

画像処理部分のアルゴリズム部分を変えて色々試してみたいと思います。

また、今回は搭載できませんでしたが、ステアリング部分もモーター駆動で制御し、ただ止まるだけでなく障害物を避けるような仕組みを入れたりして、どんなことができるのか探っていきたいと思っています。